お家時間を、暮らしを、豊かにする個人宅のプール。
ヴィラやリゾートホテルには欠かせないアイテムになりつつあるプライベートプール。
しかし、いざプールをつくろうと思った際に1番気になるのは施工費、維持管理についてではないでしょうか。
当メディアでは、プールの施工で失敗しないためのポイントをはじめ、
プールを施工する前に知っておきたい情報をまとめています。
ぜひ、参考にご覧ください。
プールの施工をする前に理解しておきたい
3
つのコストポイント
初期の施工費用の安さ・見積もりに惑わされない
一般的な住宅の場合、プールの価格は400万〜1,000万程度。ただ、施工する業者、プールのサイズ、仕様などによって施工費が異なります。
見積もりでは安価なメーカーに依頼したつもりが、イニシャルコスト・ランニングコストで考えたら、結果的に高くなってしまうケースもあります。(※施工費の中に材料・製品などの部材も含まれています。)ただ、業者によっては材料だけの見積もりで施工費が含まれていないケースもあるので注意が必要です。
維持管理費
維持・メンテナンス費がいくらか最初に確認する
プールを使用するには、塩素やろ過器を利用して水質を保つ必要があります。キレイな水質を維持するには、こまめに水替えをするか、ろ過装置を設けるかの2つ。
コストを抑えるのであれば、ろ過装置の使用がおすすめです。
さらに、塩素での消毒を行う必要があります。
プール専用の消毒剤にかかる費用は、1カ月あたり約1,000円~3,000円が目安です。
サイズは水道費に直結!用途にあったサイズ選びが◎
水道費は、
プールの大きさによって変わってくるので、本格的に泳ぐための広さが必要なのか、水遊びができればいいのか、観賞用として設置するのか、用途に合わせてサイズを決めましょう。
ろ過装置を使用すれば、こまめに水を入れ替える必要はなし!目減りした分の水を補充すればいいので、
家庭用プールの場合、月々にかかる水道代は500円~2,000円程度です。
維持管理費用、アフターフォロー体制も考慮しましょう。
プールを設置する際に必要となるおもな費用は、施工費、メンテナンス・維持管理費、水道費。つい、初期の施工費にばかり注目してしまいがちですが、初期費用の見積もりの安さだけで選んでしまうと後悔する可能性も…。プールは施工してから長く使用するものですから、時間が経つにつれて、補修が必要になってくる場合もあります。万が一の場合も踏まえて、アフターフォロー体制が整った業者を選ぶことをおすすめします。
また、 不要なトラブルに巻き込まれない為にも、「実績豊富な会社」に依頼することも大切です。
当メディアは、 世界各国で45,000台以上のプール設置実績を誇る「マジラインプール」の日本での販売元「プールカンパニー」に取材協力を依頼し、[pool construction method]編集チームが制作。(※2023年2月22日調査時点)
pool company プール施工のプロフェッショナル
プールカンパニーでは、日本におけるプール文化の普及を目指し、フランス製「マジラインプール」を日本で販売、プールを全国にお届けしています。ただプールを販売するだけでなく、プールのある暮らし、水のある風景をデザイン・提案することをモットーに、 自宅の家庭用プールから、ヴィラなどのリゾート施設プールまで手掛けています。
また、満足してもらえるカスタマーサービスを提供するため、全国に実物のプールを体感できる、体感型展示場がある販売店ネットワークを展開。プールカンパニーでは、プールの躯体10年保証、PVCライナーの防水10年保証などアフター保証も充実しています。
プールを作るには
どこに依頼すべき?
プール
の施工依頼先を紹介
設計事務所
「プール付きの住宅」を建築したい方におすすめ
プール付きの住宅を建築する際は、水の荷重や人の動線など、建物の安全性と快適性の確保は必要不可欠です。とくに、室内や屋上、中庭など、建物の内部にプールをつくりたい場合は、 水の重さが建物の安全性に関わってくるので、プールの施工実績がある設計事務所に依頼するのが安心です。
設計事務所を見る
外構工事業者
「庭」などにプールを建築したい方におすすめ
外構工事業者に依頼すると、 プールを含めた庭全体の空間設計・施工をトータルでお任せすることができます。プールサイドに芝生を敷いたり、ウッドデッキにしたり、目隠しフェンスを追加したり、南国を思わせる植栽を施したり。普通の庭が非日常空間へと生まれ変わります。
プール施工会社
「プール付きヴィラやホテル」を建築したい方におすすめ
プール施工を専門としているため、施工実績も豊富にあり、プール施工におけるノウハウがあります。各会社で販売しているプールメーカーが異なるのでメーカーもチェックしましょう。当メディアで協力頂いた プールカンパニーでは、世界各国での施工実績があるマジラインプールを提供しています。
どんな種類がある?
プールの施工方法
の
特徴
を解説
主なプールの施工方法は、FRP、コンクリート、ステンレス、自律型躯体パネル+コンクリートの4つ。
それぞれのメリット・デメリットを紹介します。
コンクリート
FRPと硬質発泡材のサンドイッチ構造で、耐食性や耐久性が高い。繊維強化プラスチックなので、錆の発生の心配がない。
工場で生産されるため。表面仕上げの質が高い。必要に応じてスリップレス加工も可能。角がないので安全性に優れている。
表面が滑らかなので掃除も簡単。錆も発生しないので長期的なランニングコストも低い。
加工性が優れている。工場で製作したユニットを現場で接合するので、工期も短縮される。
耐震性が低い、再利用に乏しい、塗装塗替えの定期メンテナンスがかかる。
強固な素材だが、不同沈下や地震などでクラックが発生してしまうと水漏れにつながり、補修も難しい。
塗装をしないと表面が粗く、水垢や藻などが付着しやすい。スリップレス加工は現地加工となるため、剥離する可能性がある。
剥離の場合は部分補修も可能だが、クラックが発生してしまうと、場合によっては補修が難しい。3年に1回ほどの再塗装が必要。
現場での施工になるため、天候などの影響を受けやすい。そのため、施工時間も長くなる。
腐食は起こりにくいが、錆が発生することがある。保護塗装がないともらい錆びや溶接部から腐食が起こることがある。
無塗装、塗装仕上げ、タイル張り仕上げなどに対応。塗装仕上げを行う場合は、下処理を十分に行う必要がある。
水漏れや錆が少ないので、維持管理費は安め。無塗装の場合、本体の再塗装の必要はないが、塗装仕上げの場合、補修が必要になることがある。
自由な形状加工が可能で、変形プールなどにも対応。板厚が薄いので技術が必要とされる。
塗装塗替えの定期なメンテナンスコストがかかる。
厚さ25cmのモノブロック躯体。躯体空気層によって高い断熱性を持ち、コンクリートの使用量は従来の半分。耐腐食性・錆防止効果の高いハイブリッド構造。
厚さ1.5㎜4層構造の強化PVC(ポリ塩化ビニル)ライナー仕上げ。躯体に接着せず、水圧で抑えるため、漏水リスクを低減。必要に応じてスリッププレスも可能。タイルや石のような硬さがなく、肌触りが良い。
表面が滑らかで掃除も簡単!錆も発生せず、長期的なランニングコストも低く抑えることが可能。リフォームも簡単にでき、低価格。週に1回フィルター清掃と水中掃除機による床清掃でお手入れも楽々。排水設備不要で年に1回、プール全体の3分の1の水を水中ポンプで新しいものに入れ替え。
直線から曲線までさまざまなデザインに対応。プールの深さやステップの形状、水中照明、点検口デザインなどのカスタマイズも可能。工場で製作したユニットを現場で接合するので、工期も短縮される。
プールを施工する場合、費用面に目が行きがちですが、長く使用することを考えると、耐久性や耐食性、維持・管理のしやすさが重要です。 汚れやすいとこまめに清掃しなければなりませんし、耐久性が低いと、都度、補修が必要になってしまいます。
また、加工の柔軟性が高ければ、限られたスペースでも設置できたり、デザインや装飾など、細かい所にもこだわった、オリジナルのプールを作ることができます。
プールカンパニーで販売している「マジラインプール」では、 プールの深さ、形状、ライナーの色、ステップのデザインも自由。オーダーメイドのプールが可能。また、プール自体に給排水設備が不要で、建物機械室も不要です。 メンテナンスは、週に1回程度のフィルターとプール床清掃でのみ。プール専門業者による清掃、管理も不要です。デザイン性の自由度、品質、維持管理の手軽さから世界各国で支持されています。
プール施工のプロフェッショナル
pool company 北島氏
プールの
施工時期は?
お問い合わせから施工完了までには5か月程度(プール付き住宅の場合は8か月以上)の期間を必要とします。それを踏まえると、プール業者に施工依頼をするベストな時期は2月~4月。
5月や6月の上旬に差し掛かると、夏までのプール設置が難しくなる可能性があります。 プール業界で閑散期である2月~3月くらいに発注しておくと、確実に夏までには設置することができます。
プールが
できるまで
世界33カ国で45,000台以上のプールを設置してきた実績を誇る、マジラインプールの施工方法をもとに、プールができるまでの流れを紹介します。
掘削
プールの位置を決めて、堀、深さを確認しながら慎重に掘っていきます。なお、掘削範囲はプールの外枠+15cmと必要最低限に抑えます。その後、砕石を惹いて、しっかりと転圧を行います。
組立
先端技術を駆使した組み立て式のモジュール構造組み立てキットは設置が簡単!プールの深さは1.5mまたは1.2mから選択が可能です。レクタングル、スクエア、オーバル等、特許取得のモジュラー構造で自由なプール形状をつくることができます。短期間で組み上げられて、同時に鉄筋施工もできます。
コンクリートの
流し込み
組立て後に型枠の中や周りにコンクリートを流し込んでいきます。コンクリートの使用量は従来の半分で、コストと躯体荷重を軽減できます。ポリプロピレン素材の型枠材はコンクリートを補填する役割もしています。
仕上げ
ろ過機やステップ、水中照明、逆流ジェット、バブルバス等を設置したり、プールの縁に笠石を敷いていきます。マジラインプールは、ステップ形状、水中照明の数、点検口のデザインなどカスタマイズが自由です。
PCVライナー張り、
注水
床や壁の汚れなどをきれいに除去して、内側にPVCライナーを張っていきます。躯体に接着していないので、張り替えも自在です。マジラインプールは、PVCライナーの色柄を40種類の中から選ぶことが出来ます。
短期間施工を実現!
マジラインプールは、オールインワンプールとして、プール躯体・ろ過機・ポンプ・コントローラー・水中照明・防水ライナー・コーピングなど、プール施工における一式をユニット化。シンプルな組み立て式の構造なので、工期も短く、2週間での完成も可能です。 機械室・排水・給水のプール専用設備も不要で、建設費コスト・修繕費コストを削減できます。プールとプールサイドのスペースがあれば設置可能で、庭先の空いているスペースにも設置することができます。
マジラインプールは、プールの深さ、形状、ステップデザイン、ライトの位置など、希望に合わせたオーダーメイドが可能 です。
プール施工のプロフェッショナル
pool company北島氏
プールの維持費は1年間でどれくらいかかる?
プールの大きさ、設置のエリアによって変わりますが、一般的な自宅のプールの場合、月6,000円~10,000円程度。 年間72,000円~120,000円。と言われています。費用内訳としては、水のろ過装置稼働のための電気代、水質保持のための塩素などの薬剤代、目減りした水量を補充するための水道代になります。
プールを使わない冬場はどうするの?
プールの水を満水にしておくことで、冬場でも水景として楽しむことができます。また、紫外線や外圧からプールの躯体と防水層を守ることができます。配管やろ過機が凍結する恐れがある場合には、プールの水を1/3程度抜いて、ポンプと配管の水抜きもして、プールの水は凍らしておきます。
プールのメンテナンス方法は?
日常的にメンテナンスをすることで、一年中きれいなプールを維持できます。水漏れなどの深刻な被害を防ぐためにも、定期的なメンテナンスを行い、劣化のサインを見逃さないようにしましょう。不具合を早めに見つけることができれば、修理範囲もコストも抑えることができます。ここでは、プールのメンテナンスの時期や方法について紹介します。
プールの施工費や維持費はいくら?
プールの施工費は、大きさやデザインなどにもよりますが、 400~1,000万円ほどといわれています。維持費として、水のろ過装置稼働のための電気代、水質保持のための塩素などの薬剤代、目減りした水量を補充するための水道代がかかります。ここでは、25メートルプール、温水にした場合の費用などまとめています。
プールができるまでの施工期間はどれくらい?
使用する素材や施工方法にもよりますが、2週間から2カ月ほどといわれています。庭に設置する場合、掘削作業から始まり、転圧、本体パネルの組み立て、コンクリート打設、配管設置、防水シート溶着、注水という流れが一般的です。ここでは、プールの施工工程について詳しく紹介します。
プールの水を温水化するには?
プールを温水にする方法には、「ヒートポンプ方式」と「熱交換方式」があります。ヒートポンプ方式はランニングコストが安く、機械の設置が省スペースですむ、熱交換方式は一年中温水化することができるというメリットがあります。ここでは、プールの温水化に用いられる代表的な2つのシステムについてまとめています。
自宅にプールを設置するならどこがおすすめ?
プールの設置場所としては、庭、屋上、中庭、室内があります。家の構造や間取りを気にせず、後からでも設置しやすいのが庭、プライバシーが守られるのが中庭や屋上です。室内なら1年中楽しむことができます。
プールの施工方法はどんなものがある?
プールの施工方法として代表的なものは、FRP、コンクリート、ステンレス、自立型躯体パネル+強化コンクリートなどがあります。それぞれにメリット・デメリットがあるので、ニーズに合わせて選びましょう。
プールカンパニー
水のある暮らしをテーマに日本全国に
マジラインプールをお届け
プールカンパニーは「水のある暮らし」をテーマに、 フランス製「マジラインプール」の日本の販売元として全国にプールをお届けしています。プールカンパニーは数多くのリゾート開発と設計を手掛ける株式会社プロスパーデザインが発足させた、プールの販売・設計・施工を行う専門の事業部。これまでに国内に400基以上の施工実績があります。(2023年2月22日調査時点)
全国にある「施工・販売提携店」では、外構・エクステリア・お庭周りの設計と施工を行っているので、プールまわりのデザインも合わせて提案することができます。
マジライン
プールとは?
1994年、フランスプールメーカーとして創業。約30年近くに渡り、33カ国、45,000台以上の設置実績を誇ります。 87個の国際特許を取得し、フランス産保証ラベルを取得したメーカーとして、充実した設備のオーダーメイドプールを製造。約30年近くにわたって、品質と技術革新の指標としての地位を築き、数多くの認定・認証を取得しています。
マジラインプールが世界各国で人気の理由
アジア向けに開発した商品
多くの特許を取得し、世界での実績も豊富なマジラインプールには、 デザイン性や自由度の高さと強い構造体、ランニングコストに優れたシステムなど、数多くの魅力的があります。プール施工における専門知識をはじめ、これまでの経験と革新的な技術が詰まった優れた品質こそが、世界各国で支持されている理由です。
組立式構造なので、短期間で施工が可能なだけでなく、機械室、排水・給水のプール専用設備も不要で、建設費コスト・修繕費コストを削減できます。さらに、豊富なオプションを展開しているため、お客様の様々なニーズに応えることができ、理想のオーダーメイドプールを施工できます。また、充実した保証サービスも魅力のひとつ。アジア向けに開発された製品で躯体は10年保証、PVCライナーは防水10年以上と品質に自信があります。
プール施工のプロフェッショナル
pool company 市川氏
錆びを防いで、高い耐久性を実現するハイブリッド構造
「自立型プール」をコンセプトに、型枠支保工・補強材不要のモノコックを形成。厚さ25cmの強固なモノブロック躯体は高い断熱性を持ち、耐腐食性・錆防止効果の高いハイブリット構造です。組み立て式なので、設置作業が簡単でスピーディ!掘削用地も資材置き場も少なくすむのが特徴。7m×3mプールなら10営業日で設置が完了します。
自在なカスタマイズで理想のプールを実現
デザイン性が高く、サイズや形状を自由自在にカスタマイズすることが可能。子供用の浅いプールをはじめ、水泳練習スペース、スロープや平底など、利用目的にあわせてプールの深さ(60cmから150cmまで対応)やステップの形状など選択できます。また、LED水中照明の数、点検口の位置なども、希望にあわせた施工が可能。理想のプールを作り上げることができます。
電気と水道の使用量を抑えた省エネシステム
水圧でろ過水量を増幅させるベンチュリ―効果と、躯体一体型のろ過装置の働きにより、電気使用量・水道使用量を低減することができます。こうした省エネシステムによってランニングコストが抑えられます。さらに、メンテナンスは週に1回フィルターとプールの床清掃、簡易水質チェックのみ。プール専門業者の清掃、管理が不要!セルフメンテナンスが可能です。