こちらのページでは、自宅にプールを持つメリットやデメリットについてまとめています。プールを設置したいと考えている方は、こちらのページを参考にしてみてください。
自宅にプールを持つメリット
子どもと大人の遊び場になる
家にプールを持つことによって、子どもはもちろん大人の遊び場として使用できるようになります。家のプールであれば他の人の視線も気にならないため、思いっきり遊んだりのびのびと過ごせる空間として使用できます。
また、子ども用のビニールプールは手ごろな価格で入手できるといったメリットがあるものの、使用するたびに空気を入れて膨らませる、また使用後は片付けをするといった手間が必要になります。
しかし自宅にプールを持っていることによって「遊びたい時にすぐに遊べる」というメリットが得られます。
トレーニングに利用して健康維持
プールでは遊ぶことはもちろん、トレーニングを行う際に活用できる点もメリットのひとつです。
例えば、プールの中でウォーキングやエクササイズも行えます。自宅のプールを健康維持に役立てられるという点もメリットといえるでしょう。
さらに室内の温水プールにすることによって、夏だけではなく冬の間など1年間を通じてプールを利用できますし、時間に左右されずにトレーニングを行えるようになります。
リラックスタイムを過ごす
自宅にプールを設けて、プールサイドでリラックスした時間を過ごせるようになります。単にプールサイドで過ごすだけでは味気ないかもしれませんが、デッキチェアを置くと優雅に過ごせます。
例えばお茶やお酒を楽しむことによって、非常に贅沢なリラックスタイムを過ごせるようになるでしょう。また、仲の良い友人を招いて、プールを囲んだガーデンパーティーの開催もおすすめです。
断水時のライフラインに使う
自然災害などの発生時には、断水によって水道が使えなくなる場合もあります。このような場合、プールの水をライフラインとして活用できます。
プールの水は、トイレを流す水や選択、入浴など生活用水として役立てられる点も大きなメリットといえます。地震などが起きた場合にはお風呂に水を溜めておくことが推奨されていますが、例えば夫婦と子ども1人の3人家族の場合、お風呂の浴槽いっぱい水を溜めたとしても、トイレの水として使用した場合には約3日で使い切ってしまうといわれています。
断水の状態が長期間に渡る場合にはお風呂に水を溜めるだけでは不足してしまう場合可能性がありますが、プールを備えておくことによって多くの水を確保できるため、万が一の場合にも活用できます。
自宅にプールを持つ注意点
使わなくなる可能性がある
プールは子どもが小さい頃は頻繁に使用する可能性が高いですが、成長するとともにだんだん使用頻度が低くなってしまうといったケースもあるでしょう。また、生活スタイルの変化によってもプールをあまり使用しなくなる可能性もあります。
上記でご紹介したように、プールを作った場合にはメンテナンス費用が必要となってきます。そのため、プールの設置を検討している場合には、使わなくなってしまう可能性があるといった点をしっかりと認識した上で、本当に施工するかどうかを考えてみることも大切です。
維持費、メンテナンス費用がかかる
プールを作るとなると、施工費が気になるといった方は多いのではないでしょうか。しかし、維持費やメンテナンス費用が必要になるといった面についてもあらかじめ知っておくことも大切です。
特に屋外にプールを設置する場合には雨風にさらされる状態になるため、定期的なメンテナンスが必要。この時にかかってくる費用については前もって施工会社などに目安を確認しておくことがおすすめといえます。
維持費について
プールの建設費用は、その大きさや形状、建設方法、使用する材料などにより大きく変動します。 一般的に、家庭用のプールであれば、大まかな目安としては数百万円から数千万円程度が考えられます。具体的な費用は、プールの大きさや深さ、形状、仕上げ材料、設備機器などによります。
また、プールの建設費用だけでなく、運用費用も考慮する必要があります。運用費用には、水質管理費用、電気代、修繕費用などが含まれます。 プールの建設は大きな費用がかかるため、事前にしっかりと計画を立て、予算を確認することが大切です。また、信頼できる専門業者に相談し、適切な見積もりを取ることも重要です。
メンテナンスについて
プールのメンテナンスについて説明します。プールを快適に使用し続けるためには、定期的なメンテナンスが必要です。 まず、水質管理は重要なメンテナンスの一つです。プールの水は、使用者の体から出る汗や皮脂、外部からの塵や花粉などで汚れます。これらの汚れを放置すると、水質が悪化し、感染症の原因となることもあります。そのため、定期的に水質をチェックし、必要に応じて塩素などの薬剤を添加することが必要です。
次に、プールの設備機器の点検・メンテナンスも大切です。ポンプやフィルターなどの設備機器は、長期間使用すると劣化や故障のリスクがあります。定期的に点検し、必要に応じて修理や交換を行うことで、設備機器の寿命を延ばすことができます。
プールのメンテナンスは水質管理と設備機器の点検・メンテナンスが主な作業となります。これらのメンテナンスを適切に行うことで、プールを安全に快適に使用することができます。
プール施工の流れ
プールの建設工程について説明します。プールの建設は、大まかに「設計」「施工」「完成」の3つの工程に分けられます。
まず「設計」では、プールの形状や大きさ、深さ、設備機器などを決定します。また、予算や工期、建設地の地盤状況なども考慮します。設計はプールの使用目的や要望に合わせて行われ、専門の設計士が行います。
次に「施工」では、設計図に基づいてプールの建設が行われます。まず地盤を掘削し、その後、プールの底や壁を作ります。その後、配管工事や設備機器の設置、仕上げ工事などが行われます。
最後に「完成」では、全ての工事が終わった後、水を入れてプールが使用可能な状態になります。また、プールの使用方法やメンテナンス方法などを説明する引き渡しの段階も含まれます。
プールの建設は専門的な知識と技術が必要なため、信頼できる専門業者に依頼することをおすすめします。
プールの施工方法とは
プールの建設方法について解説します。プールの建設方法は大きく分けて「コンクリート造」と「パネルプール造」の2つがあります。 コンクリート造」は、その名の通りコンクリートを使用してプールを作る方法で、強度が高く自由なデザインが可能です。しかし、工期が長くなる傾向があり、また、コストも高くなります。
一方、パネルプール造は、工場で作られたパネルを現場で組み立てる方法です。工期が短く、コストも抑えられるメリットがあります。しかし、デザインの自由度はコンクリート造に比べて低くなります。
これらの建設方法は、それぞれの特性を理解し、予算や用途、デザインなどの要望に合わせて選択することが重要です。プールの建設は専門的な知識と技術が必要なため、信頼できる専門業者に依頼することをおすすめします。
施工実績が豊富な会社を選ぶべき
一般的に、日本では住宅にプールを作ろうと考える方は多くないといえます。このことから、プールの施工を手がけているといった業者は少ないといえるでしょう。
だからこそ、自宅にプールを作りたいと考えている場合には施工実績が豊富な業者を選ぶことがおすすめです。これまでの実績が多ければ、その中で培ってきたノウハウを活かしながらプールの施工を行ってくれる可能性が高いといえるでしょう。ぜひその業者の実績をチェックしながら、施工実績が豊富な会社を選ぶのがおすすめです。
庭の芝刈りが大変なので、芝生の代わりにプールとタイル張りのプールサイドに作って、庭のお手入れに手間をかけないようにしたお客様もいます。また、プールを作ったことで庭だけでなく建物まで明るくなったなどの感想もいただいたりします。
注意点は、別荘など常に管理が行き届かない場合はプールのメンテナンスが大変です。メンテナンスサービスまでサポートしてくれる信頼できるプール会社を選定することをお勧めします。

プール施工のプロフェッショナル
pool company 市川さん
「庭にプールを作りたい」「ホテルやヴィラにプールを建設したい」「プール付きの戸建てを建てたい」
けれど、プールをつくるにはどのくらい費用がかかるかわからない方が多いのではないでしょうか。そこで、当メディアでは、 世界各国で50,000台以上のプール設置実績を誇る「マジラインプール」の日本での販売元「プールカンパニー」に取材協力を依頼し、プール施工のプロにプールの施工費、維持管理について解説して頂きました。業者選びのポイントも紹介しているので、ぜひ参考にご覧ください。(※2025年2月1日調査時点)