こちらの記事では、自宅にプールを設置する場合に注意したいポイントについて紹介しています。プールの設置を検討されている方は、どのような点に注意すれば良いのかを確認しておきましょう。
管理を怠ると近所迷惑に
自宅にプールを設置する場合には、しっかりと管理を行うことが必要となります。この場合に必要な管理としては、水の入れ替えを思い浮かべる方が多いかもしれませんが、プールに藻がつかないようデッキブラシなどを使った定期的な掃除を行うことが必要となります。
さらに、秋には舞い落ちた枯れ葉を除去する必要がありますし、夏にはボウフラの発生源にならないように注意するという点も大切です。もし、プールで蚊が大量に発生してしまった場合には、近所に迷惑をかけてしまいます。
以上からプールの水はしっかりと管理を行っていく必要がありますが、自分で行うのは難しいことから濾過器を設置したり、専門業者に定期的に確認してもらう、といった対策がおすすめといえるでしょう。
信頼できる業者に依頼する
プールを設置する場合には、「信頼できる業者に依頼する」という点も非常に大切です。「プールのある家」の施工経験のある工務店やハウスメーカーを選んだり、専門の施工業者に相談するといったことがおすすめです。この場合、ポイントとなるのがこれまでの実績についてしっかりと確認する、という点です。施工業者に直接確認したり、ホームページでこれまでの施工実績を確認してみてください。
実際に施工に関する相談をした場合にも、ランニングコストなどまでしっかりと回答をしてくれる業者を選ぶのが良いといえるでしょう。また、プールの設置を行った後は十分な管理が必要となるため、施工後の相談にも乗ってくれるような業者を選ぶことがおすすめです。
屋上プールの場合は耐荷重を加味する
屋上にプールを設置したいと考えている場合には、水漏れのリスクに加えて、耐荷重についてもしっかりと考える必要があります。
もし、現在建っている建物の屋上にプールを設置するためのリフォームを行いたい場合には、対象となる建物が水の重さに耐えられる構造となっているかどうかを確認する必要があります。また、新築住宅で屋上にプールを設置する場合でも、家全体の構造計算を行った上で、設置をしても問題ないかをしっかりと確認しましょう。
そのほか、工事でプールを設置するのではなく、空気を入れて膨らませるタイプのビニールプールなどを屋上に置きたい場合でも注意が必要です。住宅の屋上であれば耐荷重はおよそ「180㎏/㎡」となっていますので、この耐荷重を守ってプールを設置するようにすることが必要となります。
建物とプールを新築するときは、位置関係がとても重要になります。道路から敷地を見て、建物の奥にプールを設置する場合、先行して建物を建ててしまうと、搬入経路がなくなり「プールの工事ができない」「思わぬ費用がかかってしまう」等のトラブルが発生する可能性があります。建物の設計段階から早めにプール専門設計業者に相談することをお勧めいたします。
プール施工のプロフェッショナル
pool company 市川さん
「庭にプールを作りたい」「ホテルやヴィラにプールを建設したい」「プール付きの戸建てを建てたい」
けれど、プールをつくるにはどのくらい費用がかかるかわからない方が多いのではないでしょうか。そこで、当メディアでは、 世界各国で45,000台以上のプール設置実績を誇る「マジラインプール」の日本での販売元「プールカンパニー」に取材協力を依頼し、プール施工のプロにプールの施工費、維持管理について解説して頂きました。業者選びのポイントも紹介しているので、ぜひ参考にご覧ください。(※2023年2月22日調査時点)