プール周りをウッドデッキにすると、リゾートのような雰囲気を醸し出し、一気におしゃれな印象になります。和にも洋にもアジアンテイストにもマッチするウッドデッキ。その施工事例と、ウッドデッキの特徴、施工の際のポイントについてまとめています。
ウッドデッキのプール
ウッドデッキのある
プールの施工事例
濃いカラーのウッドデッキで
和の雰囲気ともマッチ
プールサイドをぐるりと囲むようにウッドデッキを設置。ウッドデッキのカラーを濃い色にすると、和風の家やアジアンテイストの建築物ともマッチします。
サマーベッドを置けば自然を感じられる
くつろげるスペースに
プールサイドには、ウッドデッキと同色のサマーベッドを用意。サマーベッドに腰を掛けながら、太陽の光を反射する水面や、木々の生い茂る庭を眺めて楽しむことができます。
ウッドデッキのプールを
施工する際のポイント
天然木を採用するなら、水に強い素材を使用する
ウッドデッキで使用される素材には、「天然木」と「人工木」があります。
天然木は、木の持つ温かみや質感、香り、風合いなどが感じられるのが特長です。経年による色の変化なども楽しむことができます。
ただし、天然木は湿気や雨、紫外線などによって劣化していきます。とくに湿気がたまるとカビが生え、腐食の原因となります。そのため、常に水がかかり、雨風にさらされることの多いプール周りでは、水に強い木を選ぶことをおすすめします。一般的に、水に強いといわれているのは、ウリン(アイアンウッド)、ヒノキ、スギ、チーク、ナラ、セランガンバツなどです。使用する素材や手入れの頻度、設置する環境によっても変わりますが、寿命は5~15年ほどといわれています。
展示場で体感しよう!
ここではウッドデッキのプールについて紹介しました。家にプールがあるってどんな感じなんだろう?と気になった方も多いのでは。
そこでこのサイトでは、これまで紹介したようなプールが実際に見られる展示場を紹介しています。
お近くの展示場に是非、足を運んでみましょう。
カバーする人工木もおすすめです
人工木は樹脂木とも呼ばれ、木材から作られた木粉と樹脂(プラスチック)をおもな原料としています。
人工木は、天然木のような温もりや質感を持ちつつ、天然木に比べて腐食や虫害の心配がない、メンテナンスが楽、色あせしにくいなどのメリットを備えています。そのため、屋外で雨風や太陽光にさらされたり、プールの水に濡れることの多いプールサイドの使用におすすめです。
ささくれが起こらず、経年によって割れたり反ったりすることもないので、裸足で利用することの多いプールサイドでも安心感をもって使用できます。
ただし、人工木にポリプロピレンやポリエチレンなどが使用されている場合は、熱を吸収しやすく高温になりやすいので注意が必要です。また、天然木のような経年変化を楽しむことはできず、紫外線の影響で退色したり、粉を吹いたような状態になることもあります。
プール施工のプロフェッショナル
pool company 北島さん
プールカンパニーでは、日本におけるプール文化の普及を目指し、フランス製「マジラインプール」を販売。ただプールを販売するだけでなく、プールのある暮らし、水のある風景をデザイン・提案することを心掛け、自宅の家庭用プールからヴィラなどのリゾート施設プールまで手掛けています。プールカンパニーの運営会社は、数々のリゾート開発と設計の実績を持つ株式会社プロスパーデザイン。単独のプールの設計・施工をはじめ、一級建築士事務所としてのノウハウを駆使したサービスを提供しています。
「庭にプールを作りたい」「ホテルやヴィラにプールを建設したい」「プール付きの戸建てを建てたい」
けれど、プールをつくるにはどのくらい費用がかかるかわからない方が多いのではないでしょうか。そこで、当メディアでは、 世界各国で45,000台以上のプール設置実績を誇る「マジラインプール」の日本での販売元「プールカンパニー」に取材協力を依頼し、プール施工のプロにプールの施工費、維持管理について解説して頂きました。業者選びのポイントも紹介しているので、ぜひ参考にご覧ください。(※2023年2月22日調査時点)