こちらのページでは、別荘にプールを設置する際に考えておきたい点をご紹介しています。例えば別荘にプールを設置するメリットや、プール設置の際によくあるお悩みなどを解説。また、プール設置の際にあらかじめ確認しておきたい項目もまとめています。
別荘にプールを設置することのメリット
別荘にプールを設置することにはさまざまなメリットがあります。どのようなメリットがあるのかみていくことにしましょう。
リゾート空間がより豊かなものになる

別荘にプールを設置することにより、これまでとは異なる風景ができ、リゾート空間をより豊かなものにできる点が大きなメリットです。もし泳がないとしても、プールサイドを自分だけのテラスとして過ごせるので、そこにデッキチェアを置いてゆったりと読書やお酒を楽しむこともできます。水面に移る青空や木々を眺めていれば、まるで海外にいるような贅沢な時間を過ごせるでしょう。また夜にはライトアップすることにより、パーティーのような華やかなムードを演出できます。
貸別荘としての稼働率が上げられる
プール付きの別荘は、やはり特別感があるものです。非日常の空間を楽しみたいと考える人にとっては、非常に魅力的であると考えられますので、「プールがある」という点は貸別荘として大きなアピールポイントとなり、稼働率のアップが期待できます。
また稼働率だけではなく、「1泊○万円」と貸し出す際の価格を決めるときにもプールがない場合と比較すると価格を上げられる点も大きなメリットといえます。このように、別荘にプールを設置することは、貸別荘として利用する場合にも大きなメリットがあるといえるでしょう。
貸別荘のメリット
別荘を保有していても、使っていない時期がある方も多いのではないでしょうか。そのような場合におすすめなのが「貸別荘」として経営を行うこと。ここでは、貸別荘のメリットをご紹介します。
別荘を使っていない間にも活用が可能
貸別荘を経営するメリットは、自分が使っていない間にも有効に別荘を活用ができるという点が挙げられます。貸別荘経営を行う場合、月ごとといった形ではなく「1泊3万円」といったように1日単位で貸し出せます。そして、第三者に別荘を貸すことにより、収益が得られる点も大きなメリットといえるでしょう。しかも、1日単位で貸し出せば、月単位の賃貸物件として貸し出すよりも大きな収入が期待できる面もあります。
また、別荘は毎日そこで生活する訳ではありませんので、どうしても清掃などはどこかに委託する必要が出てきます。もし貸別荘として運用して収入を得られれば、そこから清掃費用なども捻出できるというメリットもあります。
物件を良い状態で保てる
一般的に、人が住んでいない場合には急速に傷みが進んでしまうといわれています。これは、物件の中の空気の入れ替えが行われないために、湿気がこもってしまうことが原因のひとつです。そのため、普段人がいない別荘の場合、しっかりと手入れをしないと、建物が急速なスピードで傷んでしまうと予想されます。この点から、自分で使わない時期には貸別荘として定期的に使用してもらうことにより、物件をより良い状態に保てるようになります。別荘を保有しているもののなかなか使う機会がない方は、貸別荘の経営を検討してみてはいかがでしょうか。
別荘のプール設置でよくあるお悩みと解決策
別荘でプールを設置しようとする場合によくあるお悩みとしては、下記のような内容が挙げられます。
スペースと設計に制約がある
プールを設置する場合には、限られているスペースを最大限に活用する必要があるといえます。中には、プールを設置するための十分なスペースがない場合もあるかもしれません。また、プールを設置することによって、別荘の庭が狭くなってしまうという悩みを抱える場合もあるでしょう。
ただし施工会社の中には、スペースが限られていてもプールの設置を行ってくれるところもあります。そのため、スペースがあまり広くなくても、柔軟に対応できる会社を探して相談することで、想像もしていなかった素晴らしいプランを提案してくれることもあるはずです。
また施工事例が多い会社であれば、これまでにさまざまなケースに対応してきていると考えられます。その中では、プールを設置するスペースがあまり取れないケースでの施工経験もあるかもしれません。このような経験を持つ会社であれば、自分の別荘にもぴったりのプールを提案してくれると考えられます。
プール建築のコストが気になる
プールを設置するためには大きな初期投資が必要となります。もちろんプールの大きさや仕様、材質や施工方法により費用は変わってきますが、プールの施工費用は一般的に400万〜1,000万円が相場といわれています。
このように、プールを設置するには大きな費用が発生しますが、その後貸別荘として活用することで収入を得られます。また、そこまでロケーションが良くない別荘だったとしても、プールを設置することでその分をカバーできる可能性も考えられるでしょう。
プールのメンテナンスに手間やコストがかかるのでは?
建築が終わった後にはプールを維持していく必要があります。例えば日常的な清掃やメンテナンス、水質管理などさまざまな手間とコストが発生しますが、プールの管理について専門的な知識を持っていないオーナーの場合は、この部分が懸念事項になると考えられます。また、プールを維持するためには、ろ過装置を稼働させるための電気代、水質保持のための薬剤代、水道代などのコストも発生してきます。
専門業者にメンテナンスを依頼すると、さらにランニングコストがかかってくるため、自分でメンテナンスしやすい大きさのプールを設置するのもポイントのひとつとなってくるでしょう。その上で、劣化のサインを見逃さずにメンテナンスを行っていくことが、きれいなプールを保つコツといえます。
貸別荘にしたときに付加価値がつくか
中には、自身が保有している別荘を貸別荘として貸し出すことを考えている方もいるでしょう。そのような場合には、プールの設置によって付加価値をつけられるのか、という点が気になる場合もあるかもしれません。プライベートプールがある別荘は、特別感があるため借り手からも人気が高いといえるでしょう。昼間にプールを楽しめるのはもちろんですが、日が落ちた後もナイトプールとして、昼間とは一味違った形で楽しめるメリットがあります。また、他の人の目を気にせず、好きな時間に思いっきりプールで遊べるため、小さな子どもがいる家族にも喜ばれるのではないでしょうか。
導入を検討するならこの項目をチェック
実際に別荘へのプール設置を検討する場合には、いくつかチェックしておきたい重要なポイントがあります。ここでは、どのような部分を押さえていけばよいのかという点についてまとめていますので、プールの設置を検討する際には参考にご確認ください。
限られたスペースに施工が出来るか
別荘にプールを設置する場合、設置スペースが限られているケースもあります。そのようなケースにおいても柔軟に対応できるかも確認しておきたいポイントといえるでしょう。
プールカンパニーの場合は、プール設置のための広いスペースは必要ありません。そして、完全オーダーメイドでのプールの施工が可能となっていることから、25mではない小さなプールの施工も可能です。このように、スペースが限られている場合におすすめなのが、広いスペースがなくても設置できる「コンパクトプール」です。
さらに、もしプールを使用しない場合にはプールにふたをするような形でしまっておくことも可能。通常、プールを使わない場合にはそのスペースはデッドスペースとなってしまいますが、同社の場合はプールを使わない場合にもスペースを有効に活用できます。


サポート面
プールは施工して終わりではなく、その後のサポート面もしっかりと確認しておきたいところです。万が一トラブルなどが発生した場合に、迅速に対応してくれる体制が整っている会社に施工を依頼しておくことにより、不安なくプールを利用できるようになるはずです。この点について、プールカンパニーでは各都道府県に拠点を設置しており、トラブルなどが発生した場合の迅速なサポートサービスも強みのひとつといえます。
また、プライベートプール付き客室を設置しているホテルなどのように、ひとつの施設で複数のプールを設置している場合、全てのプールをひとつのろ過機などで管理をするのではなく、それぞれのプールを個別管理している点もプールカンパニーの特徴です。このような仕組みにしておくことで、万が一ろ過機などに不具合が発生したとしても、トラブルをできる限り抑えられる点もポイントといえるでしょう。
このように、トラブル発生時に迅速なサポートが受けられるかという点に加え、トラブルが発生した場合にその被害を最小限に抑えられるような配慮がされているか、という点についても確認しておくことがおすすめです。
導入実績
施工する会社を選定する際には、「実績がどれくらいあるのか」という点も重視したいポイントです。
例えば、プールカンパニーは北海道から沖縄まで、日本全国でプールの施工実績を持っており、その数300基以上。これまでの実績を活かすことにより、プールの設置に関連するさまざまな要望に対応してくれるでしょう。
地震に強い
プールを設置する場合には、「地震に強いプールが設置できるか」という点も重要なポイントとなってきます。地震によるプール被害は、主に漏水によるものです。通常のプールの場合は、躯体と防水部分が一体となっているため、地震による揺れの影響でクラックが発生しやすい構造になっているといえます。
この点について、プールカンパニーで提供している「マジラインプール」は、新しい設計技術を採用してこの問題を解決しています。具体的には、プールの躯体に強化PVCライナーを取り付け、水圧で圧着する構造を採用しています。この構造では、プールの水は大きな袋に入っているような状態になっているため、もし地震発生後に躯体にクラックが生じても水漏れを防げます。さらに、躯体は自立可能な構造となっており、地震発生時にも安定性を保てます。さらに、災害発生時には水の確保が非常に重要です。もしプールが地震などによる影響を受けていなければ、そこに貯められている水を有効活用できます。生活を送る上では多くの水が必要になるため、地震の際に被害を受けないプールを設置しておくことで、災害時に大いに役立つ可能性があるといえるのです。実際に、2016年に熊本地震が発生した際には、プールカンパニーが施工したプールが地震による損傷を受けなかったため、防水用水として地域の人々に供給されています。

ニーズに合った施工会社を選んで理想のプールを設置しよう
こちらの記事では、別荘にプールを設置する際のメリットや悩みなどをまとめてきました。実際にプールの施工を依頼する場合には、希望するスペースに施工できるか、実績、サポート体制などさまざまなポイントについてあらかじめ確認しておくことが大切です。プールの施工により、貸別荘としてもより稼働率のアップが期待できますので、ぜひプールの設置を検討してみてはいかがでしょうか。
プールのメンテナンスをどうするかに尽きます。ろ過機の清掃や塩素の投入、補給水の管理など、台風時など緊急時の対応など、自動化も魅力的ですが、現地に緊急対応できる対策が重要になってきます。
別荘の場合はプールを造って終わりではなく、完成してからどのようにプール付き別荘とお付き合いをするかです。例えばご自身で別荘を使用しないときは、貸し出してメンテナンス費用を捻出する工夫や、貸別荘としてのメンテナンスが行き届いていれば、自分が使用したときに気持ちよくすぐに利用できる。場合によっては帰りに別荘を清掃せずに管理会社に清掃も委託できるなどの利点が見つけられます。
マジラインプールでも遠隔操作でプールの状態が管理できる、次世代プールシステムがヨーロッパで話題になっています。2025年春には日本でも販売開始予定です。新しいプール付き別荘ライフが期待されています。

プール施工のプロフェッショナル
pool company 市川さん
「庭にプールを作りたい」「ホテルやヴィラにプールを建設したい」「プール付きの戸建てを建てたい」
けれど、プールをつくるにはどのくらい費用がかかるかわからない方が多いのではないでしょうか。そこで、当メディアでは、 世界各国で50,000台以上のプール設置実績を誇る「マジラインプール」の日本での販売元「プールカンパニー」に取材協力を依頼し、プール施工のプロにプールの施工費、維持管理について解説して頂きました。業者選びのポイントも紹介しているので、ぜひ参考にご覧ください。(※2025年2月1日調査時点)